日々のこと
旅籠屋‘利兵衛’について
About
2017年秋、御菓子司松屋の新ブランドとして、
旅籠屋利兵衛は城陽市の寺田にオープンいたしました。
当店は和菓子、洋菓子の概念を新感覚な視点でとらえ、
広くお菓子としてのニーズを追求した空間づくりを
提供できる店作りを目指すとともに、松屋の理念である、
魅力のある、店つくり、ものつくり、人つくりに基づき、
これまでの和菓子の世界観をこれからの和菓子という
観点で捉え和菓子ONLYから御菓子というカテゴリーの
可能性の広がりを追求していく店舗としてありたいと思っています。
他にも土から改良して独自の砂を土の取り扱いのプロにつくってもらい、
畑からつくりあげ独自の芋を作って、お菓子に利用したり、
当店オリジナルの芋焼酎”利兵衛”を作ったりしています。
誰もが馴染みのある、どら焼きに特化し、
季節、食材を変えながら進化した味わいを加味しながら
新しい分野の広がりを提案したいと思っております。
名前の由来
Origin
『旅籠屋』というのは元々松屋が江戸時代に旅籠として
はじまったことに由来しており、『利兵衛』とは、
地元の偉人、嶋 利兵衛さんからあやかり名付けました。
嶋 利兵衛さんは当店のご先祖と深く親交があり、
お墓にも世話人として当店の先祖の名前が刻まれております。
そのご縁を、今現在も、さらにこれからも、大切にしつ、
地元に必要とされ、役に立てる、利兵衛さんのような
店づくりを、目指して精進することからきています。
お芋との関係
Relationship
城陽の特産物の一つである寺田芋。まったりとした
口当たりと甘みのサツマイモは、この地でしか味わえません。
この寺田芋を城陽に持ち込んだのが、当店のご先祖と
ご縁のあった嶋 利兵衛さんです。流罪から戻る際に丁髷に
苗を隠し、本州にはじめてお芋の苗を持ち込み栽培に成功し、
地元を飢饉から救った英雄です。代々この先祖に思いをはせながら、
ご縁の証でもあるお芋のお菓子を作りつづけています。
寺田店の特徴
Feature
寺田店は出来立て、作りたてにこだわっており、
職人が作っている様子がお客様からも見える
オープンキッチンが特徴です。間近に見られるだけでなく、
創作どら焼きの出来立ても提供しております。
五感に響く御菓子、目の前で作ることで、見て、
感じて、聞いて、甘い匂い、出来立てを食す、
このコンセプトをお客様と共に共有したいと思ってます。
御菓子
どら焼き
目の前に広がるオープンキッチンで、その季節、タイミングに合ったものを
制作し提供いたしております。特製どら焼き”たわわ極みどら焼き”は、
ご注文を受けてから心を込めてお客様だけのどら焼きを目の前で御作り
致します。季節ごとに季節限定メニューもご用意しております。
はいチーズ
今までにない新感覚和菓子として、洋風な材料で、和菓子の
製法技法を駆使して作り上げました。お茶はもちろん、
コーヒー、紅茶、ワインにまで合う当店の人気商品です。
プレーン、抹茶、ほうじ茶と3種類の味をご用意しております。
その他のお菓子
芋プリンや、芋わらび餅など色々な御菓子も
ご用意しております。和菓子に限らず、タルトや
パイなどの洋菓子も。限定お菓子もございますので
いつお越しいただいても飽きさせません。